外務省、アイスランド火山噴火の可能性で注意喚起、「情報収集で安全確保に留意を」

外務省は2014年8月20日付けで、アイスランド南東部における火山噴火の可能性が高まったため、注意喚起を促す渡航情報(スポット情報)を発出した。

アイスランド政府の発表によると、8月16日にアイスランド南東部のバウルダルブンガ火山周辺で多数の地震を検知したため、同火山の噴火危険レベルを、5段階の上から2番目となるオレンジに引き上げた。火山周辺の道路はすでに閉鎖されているが、噴火した場合には規模によって洪水や、より広範囲の道路閉鎖、空港の閉鎖や周辺空域を航行する航空便の運航に影響が生じる可能性も排除できないため、アイスランドへの渡航を検討している人、及び滞在している人は、報道等により最新の情報を確認し、渡航・滞在に際しての安全確保に留意すること、としている。

アイスランドでは2010年5月、同国南部のエイヤフィヤトラヨークトル火山での噴火の影響により、周辺各国の空域が閉鎖されるなど欧州の航空業界・旅行者に大きな影響を与えている。

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