成田空港の2014年冬ダイヤ、開港以来の「過去最高」ずくめ、国際線LCC割合は倍増の7.2%に

成田空港は、2014年冬ダイヤ(2014年10月26日〜2015年3月28日)で、総発着回数、就航都市数、乗り入れ航空会社数とも開港以来過去最高となった。また、国際線LCCの週間発着回数は前年の104回から204回に増加、全体に占める割合も前年の3.6%から7.2%に伸びた。国内線でも、週間発着回数は前年の318回から600回と大幅に増加し、割合も前年の39.6%から67.1%へと急増した。

総発着回数は、新規航空会社の就航が相次いだことや増便により、2014年夏ダイヤよりも26回増えて週4244回となった。国際線では、タイ・エアアジアX、ジェットアジア・エアウェイズ、エアアジアXなど、東南アジアからの訪日旅行者の増加を背景とした旅客便の新規就航が増加。今夏ダイヤより11回増え、週3331回となった。国内線では、春秋航空日本の新規就航、ジャットスタージャパンの増便や熊本線の就航などLCC便が増加。スカイマーク・エアラインズが成田から撤退したものの、今夏ダイヤより15回増え、週913回となった。

就航都市については、国際線ではベトナム航空のダナン、タイ・エアアジアXのバンコク・ドンムアンに新規就航。国内線では、春秋航空日本の佐賀、ジェットスター・ジャパンの熊本が加わった。これにより、成田のネットワークは海外101都市、国内17都市、合計118都市(122路線)となった。

新規航空会社による乗り入れが増えたことから、乗り入れ航空会社の数は87社に増加。12月8日からは新たに香港エクスプレスも新規就航を予定している。

2014年冬ダイヤでの新規航空会社は、オーロラ航空のウラジオストク線週2回(7月31日〜)、タイ・エアアジアXのバンコク・ドンムアン線週14回(9月1日〜)、ジェットアジア・エアウェイズのバンコク・スワンナプーム線週8回、エチオピア航空の香港線週8回(ANAとのコードシェアで10月26日〜)、春秋航空日本の佐賀線週14回、広島線週28回、高松線週14回(それぞれ8月1日〜)。このほか、エアアジアXが11月21日からクアラルンプール線に週8回で就航し、2015年3月1日は週14回に増便する予定。また、香港エクスプレスが12月8日から週14回で瘢痕に就航する。

(トラベルボイス編集部)

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