東京都、羽田のさらなる国際線増枠を要請、国内線からの振替も -2015年度予算編成で

東京都は2015年度の国の予算編成に対する、提案要求を取りまとめた。このなかで、最重要事項の6項目のひとつとして「世界に開かれた国際都市『東京』の実現」をあげ、「羽田空港のさらなる機能強化と国際化」を要請することも決定。

2020年代前半には首都圏空港の航空需要が計画中の空港容量の限界に達する見込みであることから、空港容量のさらなる拡大とともに、深夜早朝時間帯の就航拡大や国際線発着枠の有効活用、国内線の需要動向の変化を踏まえた国際線への振替の検討なども求めていく。また、深夜早朝時間帯の活用に向けた交通アクセスの利便性向上も要求する。

このほか、港湾部分では大型クルーズ客船埠頭の整備推進のため、早期の事業化とともに整備への補助制度の創設を提案。MICE推進施策の抜本的な強化や、外国人旅行者の受入環境整備の拡充のなかでは、外国人旅行者のキャッシュレス旅行を行なう環境整備の推進なども盛り込んだ。

(トラベルボイス編集部)

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