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ANA路線計画2015まとめ、成田強化でデュアルハブをさらに推進、国際線5路線を開設・増便

プレスリリースより

ANAグループは2015年度の航空輸送事業計画を策定した。国際線では、北米/アジア間の乗継拠点空港と位置付ける成田発着で5路線を開設・増便し、羽田と成田のデュアルハブモデルをさらに強化。国内線では需要動向や競争環境を踏まえ、便数と機材の最適化を進める。

国際線の新規路線は、すでに発表済みの成田/ヒューストン線に加え、成田/クアラルンプール線(9月1日~)の2路線。ヒューストン線、クアラルンプール線とも週7便で運航する。増便では発表済みの成田/シンガポール線、バンコク線に加え、ホノルル線(7月17日~)も現行の週7便から週14便へ倍増する。今回発表した新規・増便路線のスケジュールは下記の通り。

また、冬期スケジュールで期間減便をしていた成田/成都線(3月29日~)を週7便に増やすほか、羽田/香港線(3月30日~)は週9便に増便。北米・アジア路線の一部では機材を大型化し、そのうち成田/瀋陽線では訪日需要と北米への乗継需要を考慮した運航スケジュールに変更する。

プレスリリースより

このほか、国際線ではアジア路線でサービスも拡充。欧米路線で導入しているプレミアムエコノミークラスを、ビジネス需要や北米への乗継需要の高いシンガポール、バンコク、ジャカルタの3路線でも提供を開始するほか、成田/シンガポール線ではB777-300ER型機の導入にあわせ、ファーストクラスの提供を開始する。


▼国内線はエアドゥの撤退3路線を継承

国内線では5路線の再開と7路線の増便を予定。再開するのは伊丹/函館線、関西/宮古線(期間運航)に加え、エアドゥ(HD)が2015年度の運航計画で廃止を発表した小松/札幌線、富山/札幌線、福島/札幌線で、それぞれ1日1往復で運航する。一方、運休する鹿児島/沖縄線を含め13路線で減便・運休を決定。需要に応じた調整を進めつつ、利便性向上とネットワークの充実を図る。


【成田/クアラルンプール線スケジュール】2015年9月1日~

【成田/ホノルル線スケジュール※増便分】2015年7月17日~

【羽田/香港線スケジュール※増便分】2015年3月30日~

参考記事>>>

JAL路線計画2015まとめ、成田/モスクワ線の週4便維持、SKY SUITE導入路線も拡大

(トラベルボイス編集部)