中国の最大スマホアプリ「微信(WeChat)」で訪日観光案内開始、中国のマルチビザ所有者向けで

中国・上海で訪日観光促進を行う「上海VJ(ビジットジャパン)推進会」のワーキンググループは、中国で人気のあるSNS「微信(ウェイシン、英語名はWeChat=ウィーチャット))」に公式アカウントを開設、2015年1月23日から訪日マルチビザを所有する中国人に向けた情報発信を開始した。ワーキンググループに参画する団体や企業が、観光や旅行、宿泊、免税、ネット環境、不動産などに関する独自情報を配信していくもので、訪日旅行に深い興味や関心を持つ中国人の訪日機会を増やすとともに、マルチビザの申請数拡大にもつなげたい考えだ。

「上海VJ推進会」は、上海における訪日観光促進活動と目的とした任意組織。在上海日本国総領事館と日本政府観光局(JNTO)上海事務所が事務局を務め、上海の日系企業や自治体60団体以上が参加して情報交換や共同プロモーションなどを実施している。

今回開設した微信アカウント名は「日本轻奢游」で、「一人一人の価値観に応え、深い充足感を得られる訪日旅行」といった意味。VJ推進会の事務局組織のほか、沖縄県上海事務所、東急グループ、京都ホテルグループ、JR西日本グループ、JTBグループ(JTB上海事務所)、三井不動産グループ、藤田観光グループなどが参画して運用を行い、タイムリーな情報発信していく見通し。

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