ドイツ、2014年外国人宿泊数が5年連続で新記録の7500万泊超、日本は4%減で約126万泊

ドイツ観光局によると、2014年の外国人宿泊数が前年比5.1%増の7561万泊となり、初めて7500万泊を超えた。また、5年連続での過去最高を記録した。

国際観光客到着数の伸び率は4.6%増で、これは世界観光機関(UNWTO)が発表した国際観光の成長率4.7%と同等の水準。ヨーロッパの3.9%増を上回っている。UNWTOでは2015年度の国際観光の成長率を3~4%と予想しているが、ドイツ観光局では平均以上の成長率の達成を目指しており、長期予測では2030年の外国人宿泊数が1億2150万泊となるのは確実であるとしている。

2014年における外国人宿泊者数を地域別でみると、約75%がヨーロッパ域内からの訪問者。最も数を伸ばしたのはスイスで6.8%増の590万泊、次いでイギリスが5.1%増の520万泊、ポーランドが11.4%増の240万泊となった。

また、アラブ湾岸諸国からも急上昇しており、増加数では海外市場でトップとなる20.1%増の190万泊(31.8万泊増加)に。次いで中国が初めて200万泊(17.5%増、29.8万泊増加)を超えた。日本は4%減の125万5181泊。このほか、ヨーロッパ域外で最大市場のアメリカは4.9%増の520万泊となった。

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