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総合型リゾート(IR)推進協議会が始動、4つの活動方針で国民の理解促進と法制度の成立目指す

#IR

このほど、日本国内への総合型リゾート(Integrated Resorts : IR)導入を目指す「IR(統合型リゾート)推進協議会」が設立された。寺島実郎氏、新浪剛史氏が暫定共同代表としてIR導入に向けた国内の理解促進など環境づくりを推進する。また、IR導入に向けた法制度の成立に向けて諸政策の研究や提言を実施。関連する諸機関・団体・個人との横断的なネットワーク構築し、国民への普及啓発や認知拡大に取り組む方針だ。


同協議会では、設立の背景として、日本が抱える長年の経済停滞や人口減少時代の到来、アジア地域の急速な経済発展等に伴い新たな産業社会基盤の形成が求められていることを挙げている。協議会概要は以下のとおり。


【IR(統合型リゾート)推進協議会】

(活動方針)

  1. 海外の事例等を参考にして、国際観光、MICE、都市政策、文化・スポーツ政策等の観点から、日本におけるIR施設の意義、効果、あるべき姿の提案
  2. IR施設の意義について、国民の皆様の理解を深めるため、政府、地方公共団体、民間、大学等と連携を深めながら広報、啓発活動を推進
  3. IR推進法、IR実施法の成立に向けて、地方自治体、民間等の要望について、政府など関係機関への働きかけを推進
  4. IR施設がもたらすギャンブル依存症等の社会問題対策について、国民の皆様の理解を深めるための広報、啓発活動を推進

(設立時役員)

※現在の役員は暫定共同代表として、IR推進法の成立時を目途に代表者を改めて選出する予定