外国人宿泊数、41%増の1237万人泊、和歌山県と島根県では倍増に ―2014年第4四半期・観光庁

観光庁は、2014年第4四半期(10月~12月)の宿泊旅行統計調査の結果(暫定値)および2014年年間値(速報値)を発表した。それによると、第4四半期ののべ宿泊者数は前年比2%増の約1億1972万人泊だった。そのうち外国人は同41.3%増の1237万人泊となり、2013年第2四半期以降7期連続で25%を超える伸びを記録した。2014年の年間のべ宿泊者数は前年比1.4%増の約4億2750万人泊で、そのうち外国人は同33.8%増の4482万人泊となっている。

第4四半期ののべ宿泊者数を都道府県別にみると、1位は東京都(前年比1.7%増の1409万510人泊)、2位は北海道(5.3%増の755万6720人泊)、3位は大阪府(10.7%増の710万120人泊)の順。前年比伸び率のトップは佐賀県の19.9%増、次いで滋賀県が15.8%増、岡山県が15.4%増、福岡県が14.8%増、徳島県が14.3%増、石川県が12.5%増、福井県が12.6%増となり、北陸・関西・九州の複数県で1割以上の伸びを記録した。

また、外国人によるのべ宿泊数は42都道府県で前年比増となった。のべ宿泊数がもっとも多いのは東京都の381万490人(前年比46.9%増)、続いて大阪府の160万1450人(43.9%増)、北海道の108万7250人(前年比32.5%増)。前年比伸び率がもっとも多かったのは和歌山県で前年比109.7%増、次いで島根県が103.4%増、岐阜県が86.7%増、福岡県が83.2%増、宮崎県が82.7%増と大幅な伸びを記録した。第4四半期の都道県別外国人のべ宿泊者数の詳細は以下のとおり。

観光庁・報道資料

外国人宿泊者を国籍(出身地)別にみると、1位は中国で前年比97.9%増の217万人泊となり全体の約2割を占めたほか、2位は台湾で前年比30%増の199万人泊、3位は韓国で49.7%増の118万人泊。そのほか、フィリピンが前年比66%増、ベトナムが55.4%と大きな伸びを示した。第4四半期の外国人宿泊者数の内訳は以下のとおり。

観光庁・報道資料より

客室稼働率(全国平均・第4四半期)は、シティホテルが79.9%、ビジネスホテルが75.4%、リゾートホテルが53.2%、旅館が37%、会社・団体の宿泊所が27.8%だった。シティホテルで調査開始以来最高の稼働率となったほか、ビジネスホテルでは第4四半期(10月~12月)として最も高い稼働率を記録した。都道府県別では、大阪府で旅館(53.5%)、リゾートホテル(87.5%)、ビジネスホテル(88.4%)、シティホテル(89.9%)の稼働率が1位となったほか、東京が会社・団体の宿泊所の稼働率で1位(61.4%)となった。

(トラベルボイス編集部)

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