音声による観光案内アプリ「yapQ」、民泊のAirbnb連動プラグイン発表、宿泊先周辺の探索を支援

起業家の支援事業を行うサムライインキュベート社の「Samurai Incubate Fund5号投資事業有限責任組合」は2015年6月、イスラエルを拠点に音声による観光案内サービス「yapQ」を運営するyapQ社に投資をおこなった。

yapQは2015年2月に創設された企業。同社のアプリ「yapQ」は、世界の旅行者向けに現在地から観光スポットまでの経路案内を行うだけでなく、音声で観光や交通案内を行うのが特徴だ。音声ガイドは日本語を含む12言語に対応、ネット接続がない環境でも利用できる。

アプリのイメージは以下のとおり。

サムライインキュベート:報道資料より

また、yapQは2015年8月初旬に、グーグルのブラウザ「Chrome」でAirbnb(エアビーアンドビー)と連動するプラグインも発表した。このプラグインを設定しておけば、ブラウザからAirbnbサービスを利用する際、宿泊先情報と同じ画面にyapQが提供する「Explore nearby(近くを探索する)」機能が表示される。「Explore nearby」選択後は、yapQが提供するサイトに移動する仕組みとなっている。

プラグインを設定した後のAirbnbの画面イメージは以下のとおり。右側にyapQによる情報「Explore nerby」が表示される。

プラグイン設定後のAirbnbの画面(東京・浅草の物件を表示)

yapQ社では、2015年はイスラエル、ドイツ、ロシア、日本を主な対象として「アクティブユーザー10万人」を目標に事業を展開、その後世界に向けて拡大していく計画としている。

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