日本・韓国の観光当局間協議会を開催へ、観光関係者による民間レベルのシンポジウムも

第30回日韓観光振興協議会が2015年12月3日、韓国・平昌で開催される。観光振興分野の協力推進を目的に毎年開催している、日本と韓国の観光当局間による協議会で、日本からは観光庁次長の蛯名邦治氏をはじめ、日本政府観光局、観光関係者などが出席。韓国からは、韓国文化体育観光部観光政策官のキム・チョルミン氏をはじめ、韓国観光公社や観光関係者などが出席する。

今年のテーマは主に2つ。1つは、2015年の日韓国交正常化50周年を契機に、観光交流を来年以降も継続的に拡大していく具体的な方策について。また、2018年の平昌オリンピック(冬季)、2020年の東京オリンピック(夏季)の開催を契機とする共同プロモーションについても議論する。

さらに翌日の12月4日には、民間レベルでさらなる観光交流拡大の方策を議論する「日韓観光交流拡大シンポジウム」も開催。観光庁次長の蛯名氏や韓国文化体育観光部の代表者のほか、日本旅行業協会会長の田川博己氏や韓国旅行業協会会長のヤン・ムスン氏など、両国の旅行業協会や団体、事業者などの観光関係者が一堂にそろう場となる。

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