民泊に転貸できる物件を紹介する新サイト、想定収入や投資回収期間の表示も

スペースエージェントは2016年3月下旬から、民泊事業者向けに民泊(転貸)可能物件を紹介するサイト「民泊物件.com」を運用開始する。

このサービスは、全国の不動産会社や家主がもつ民泊可能な物件情報を集約し、民泊事業主が検索できるようにしたもの。同社のグループ会社を通じて、オフィスビルや店舗の空中階を民泊可能物件として提供する仕入れルートも活用。2015年のテスト運用では、1000件以上の民泊事業主と24店の不動産会社が利用したという。

同社では、民泊の規制緩和が進むなか、民泊事業主が利用可能な物件情報を正しく探すことができず、家主に無断で民泊営業が行われる問題が多数発生していることに着目。今回のサービスでは物件紹介だけでなく、独自のアルゴリズムで民泊運用時の想定収入や初期費用、投資回収期間などを「民泊物件指数」として算出・表示するサービスも提供。優先的に非公開の物件情報を閲覧できる会員制度なども設けることで民泊事業の運用を最適化。不正営業を避けるのみならず、国内の空き家解消にもつなげていきたいとしている。

なお、同サイトでは2016年3月末までに登録した民泊事業主と不動産会社に対してキャンペーンを実施中だ。詳細は以下ウェブサイトまで。

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