凸版印刷と全日空商事は2016年3月より、訪日旅行者向けの「取り置き」サービスを開始する。旅行者が出発前に日本の商品を予約できるようにして、訪日後に実店舗で商品を購入できるようにしたもの。
旅行者はANAの現地媒体や機内誌「ANA Expericnce Japan」のほか、特設サイトでカタログを閲覧、受け取り日時を特定して予約できるようになる。
アジア圏の旅行者をターゲットにするもので、対応言語は英語、中国語(繁体字、簡体字)。特に、外国人に人気の新製品や限定品などを対象に、外国人旅行者がせっかく来日しても「売り切れ」で入手できないといった事態を防ぐ。また、旅行者対して事前に商品認知を促すことに加え、確実に店舗に誘導することで来店後の消費促進にもつなげる考え。