【図解】訪日外国人数、2016年2月は36.4%増の189万人、中華圏の春節休暇も追い風に

日本政府観光局(JNTO)によると、2016年2月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)が前年同期比36.4%増の189.1万人となった。この数字は、単月最高を示した2015年7月の191.8万人に次ぐもの。2月としても昨年より50万人以上増え、過去最高を記録した。

2016年2月の訪日外国人数と前年推移は以下のとおり。

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国籍別で2016年2月の首位となったのは前年比38.9%増の49.9万人で中国。次いで、韓国が前年比52.6%増の49万人、台湾が前年比25.7%増の34.9万人、香港が38.8%増の15.2万人。これら東アジア4か国の全体に対するシェアは前月(77.5%)よりさらに広がり78.8%に至った。

各市場の詳細は以下のとおり。

JNTO:報道資料より

JNTOでは訪日客の増加要因について、1月に続いてアジア各地域の旧正月休暇による旅行者増を指摘。1月と2月を合計すると前年よりも110万人以上多い374.3万人が休暇を利用して日本に訪れたとしている。また、韓国は1月からの累計が早くも100万人を突破。中国(2か月累計で97.4万人)を超す勢いを見せた。さらに2月に旧正月(テト)を迎えたベトナムは、前年比85.5%の1万7600名を記録。50か月連続で前年同月比を超えた。

また、3月はイースター休暇や桜のシーズン目的の旅行者増が期待されるとしている。


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