ユナイテッド航空が国際線ビジネスクラスを刷新、「快適な睡眠」コンセプトに寝具開発も

ユナイテッド航空は2016年12月1日から、新しい国際線ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」を開始する。「海外出張は疲れる」という概念を覆し、「快適な睡眠」をコンセプトとしたもので、シートはオリジナルの新シートを導入。それぞれ独立したスイートのようなポッドタイプでどの座席からも直接通路から出られるように設計した。また、「Do Not Disturb」のサイン表示やムードライド、食事と仕事を同時に行なえる複数のテーブルなどを設置した。

さらに、良質な睡眠を実現するために様々な工夫も施した。例えば航空業界としては初となる独自の寝具類を開発。贅沢なデュペや軽やかなブランケット、サイズの異なる枕、希望に応じてマットレスクッションも用意する。

新シートは2016年12月に納入されるB777-300ER型機に搭載し、その後、2017年からB787-10型機、B767-300型機、B767-300型機、B777⁻200型機に順次搭載する予定だ。

また、世界9か所の空港には専用ラウンジ「ユナイテッド・ポラリス」も開設。ビジネスクラス向けでは米国の航空会社として初めてのスタイルで、スパのようなシャワー設備や仮眠も可能なプライベート・デイベッドも用意。温かい食事やアルコール等も提供する。まずは2016年12月1日にシカゴ・オヘア空港にオープンし、2017年にはロサンゼルス、サンフランシスコ、ヒューストン、ニューヨーク/ニューアークなど、8つの空港でオープンする予定で、成田でのオープンも予定している。

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