楽天、IT活用の農業・遠隔栽培サービス企業に出資、新サービス開発で地方創生へ

楽天はこのほど、愛媛・松山市で有機野菜の遠隔栽培サービスをおこなうテレファーム社に出資したことを発表した。楽天が創業時から掲げる経営理念「インターネットで人々と社会に力を与えること(エンパワーメント)」の一環として、農業分野でのイノベーション推進を目指すもの。

テレファームは現在、ウェブシステムやゲーミフィケーションを採用した遠隔栽培サービスを提供中。野菜地域支援型農業として消費者と農家とを直接結びつけ、消費者自身が監修した野菜を購入できる一方、農家には安定した販路や収入を提供する仕組みを実践している。果樹、野菜、穀物を対象に生産販売や貯蔵・運搬などをおこなうほか、農業体験などのイベント企画もおこなっている。

楽天では今回の出資により、インターネットを使った農業分野の新サービスを開発。新規就農者のサポートや耕作放棄地を使った地方創生を目指す考え。


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