横浜でシステム制御分野の大規模国際会議が決定、2023年7月に国内外2500名が参加予定 ―日本政府観光局

2023年7月に実施される国際自動制御連盟(IFAC)の総会「第22回国際自動制御連盟総会(22nd World Congress of the International Federation of Automatic Control 2023)」の開催地が横浜に決定した。日本政府観光局(JNTO)が観光庁や横浜市、横浜観光コンベンションビューロー、パシフィコ横浜などと連携してMICEアンバサダープログラムを活用して誘致を進めたもの。

IFACは世界49か国が加盟する、システム制御分野としては世界最大の規模を誇る学術機関。総会には70か国・地域から約2500名(海外1700名、国内800名)が参加する予定だ。

今回のMICE誘致活動では、内閣府特命担当大臣によるビデオレターのほか、文部科学大臣ほか多数の国内主要担当者による招請状を作成。2016年6月にトルコ・イスタンブールで開催された総会でアメリカ・シカゴやオーストラリア・メルボルンとともに最終選考に残った日本がプレゼンテーションを実施。決定に至った。また2020年7月から2023年までは、東京大学の淺間一(あさまはじめ)教授がIFACプレジデントに就任する予定だ。

2023年に日本で開催される総会では、システム制御分野で注目されているIoT(Internet of Things)やスマートシティの実現がテーマに設定される見通し。開催を機に同分野にて日本とアジア各国の存在感を示すと同時に、日本の産業界や学術界が世界をリードする機会にもつなげることが期待されている。

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