大日本印刷は2022年9月22日、佐賀県嬉野市にメタバース「デジタルモール嬉野」を開設する。9月23日の西九州新幹線開業に合わせ、嬉野市のほか、日本工営社、ケー・シー・エス社と連携して展開するもの。PCやスマートフォンなどのブラウザからアクセスできる。
ここでは、地域から国内外の旅行者に向けてタビマエ、タビナカ、タビアトそれぞれの楽しみを発信し、バーチャル空間(メタバース)内での 観光体験を提供する。利用者は、アバターを使って店舗で名産品を購入したり、360度カメラで撮影した実写の観光地を自由に散策でき、利用者同士でのチャットも可能。
また、生活者はメタバース内でコインを入手し、そのコイン数に応じてカプセルトイも利用可能。地元のリアル店舗で利用できる特典も用意した。
同市では今後、このプラットフォームを利用した各種イベントなども企画し、地域創生への貢献と問題解決につなげる考え。