ITサービスを提供するTIS社は、バーチャル空間をアバターで自由に回遊し、疑似観光体験や買い物ができるスマホアプリ「BURALIT(ブラリト)」の提供を開始した。まずは体験版アプリで、京都市伏見区草深地区、大阪府高槻市、福島県喜多方市の3エリアを順次公開する。
BURALITのバーチャル空間は、360度カメラで撮影した動画や静止画をベースに作成。ボイスチャットやリアクションを使い、ユーザー同士や観光施設のスポットオーナーとコミュニケーションをしながら、観光や買い物を楽しめる。ユーザーは360度の視野で風景を楽しみながら、アバターを使って寺社のお参りなどの疑似体験をしたり、地元の人に地域ならではの隠れた魅力を教わったりすることもできるという。
体験版の公開は2023年3月末までの予定。その後、効果検証をし、その結果を反映して、2023年度中に正式版を提供する予定だ。