旅行テックの国際会議「トラベルテック・ショー2024」、英ロンドンで6月19・20日開催(PR)

2024年6月19~20日、旅行テクノロジーをテーマにしたイベント「トラベルテック・ショー」が英国ロンドンで開催される。

トラベルテック・ショーは、旅行テクノロジーに特化した国際見本市として、欧州で20年以上の実績を誇る。フォーカスワイヤなどを運営する米ノーススター・トラベルグループ傘下に入ったのを機に、現在は、同グループによる「ビジネストラベルショー・ヨーロッパ」「ミーティングショー」との同時開催となり、参加登録すると、同3つのイベントに入場できる。会場は、エクセル・ロンドン(ExCeL London)。

イベント詳細⇒ 「トラベルテック・ショー」特設サイト 

申し込み⇒ 料金体系・専用フォーム 

※トラベルボイスはトラベルテック・ショーの公式メディアパートナーとなっています。

会期中は、旅行テクノロジー関連サプライヤーが出展する見本市での商談に加え、様々なトピックスを網羅した講演やパネルも開催。生成AIの登場により、ますます変化がスピードアップしている旅行テック分野における最新トレンドや商品開発の最前線について、わずか2日間で把握できるイベントとして、参加者から好評を博している。旧知の取引先との交流、新規サプライヤーとの出会い、世界の有識者との意見交換なども魅力だ。

2024年は特に、AIに関するテーマにフォーカスした議論が期待されている。

主催者の最新調査では、旅行バイヤーの回答者の約6割が、「今後12ヶ月間に予算が増加する」と回答。そのうち半数以上(56%)が「今後1年間にAIへの投資を計画している」と回答。次いで、投資目的は「予約・予約システム」(32%)、「モバイル・アプリ」(20%)など、テクノロジー関連が続く。また、今後の投資テーマとしては「AIが顧客サービスと顧客体験(CX)に最も大きな影響を及ぼす」「顧客の好みを応用して的を絞った提案をおこなうことに大きな価値がある」「AIの存在が予約アシスタントに最も大きな影響を与える」との回答も多数見られたという。

主催者によると、同イベントの特筆すべきポイントは、参加バイヤーの質の高さ。2023年は、世界63か国から700人以上のバイヤーと出展企業80社以上が参加。成約総額は1億3300万ポンド(約252億7000円)となった。参加バイヤーの勤務先は、ツアー主催旅行会社が最多で全体の22%、次いで法人旅行会社(TMC)が20%、オンライン旅行会社が13%。そのほか、ホテル、デスティネーション、航空会社、GDS、地上交通、クルーズなど幅広い業種になっている。職域はコンサルタントとITが最も多く、それぞれ16%、次いで商品・プロジェクト管理が9%だった。

トラベルテック・ショー参加には、事前の登録手続きとチケット購入が必要だが、旅行関連企業・団体に勤務するIT担当者や同責任者、旅行関連ソリューションのコンサルタントであれば、参加費は無料となる。

目玉イベントの一つは、新進気鋭のスタートアップを対象としたコンテスト「トラベルテックショー・トレイルブレイザー・アワード」で、今回で4回目。応募資格は、創業から4年以内、資本金200万ポンド(約3億8000万円)未満の旅行テック事業者。アワードを受賞したスタートアップには、同グループのメディア「フォーカスワイヤ」による紹介記事、2025年のトラベルテック・ショー出展スタンド、フォーカスライト・カンファレンス2025参加チケットなどが授与される。

開催概要は以下の通り。

開催概要 

※バイヤーの参加は無料。バイヤー以外は、6月18日までの申し込みは750ポンド(約14万円)、19日以降の当日券は899ポンド(約17万円)。いずれも付加価値税(VAT)が加算される。

※プログラムは特設サイトで順次公開予定。

※換算レートはトラベルボイス編集部が1ポンド=190円 で計算

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