JALグループ、12月の国際線旅客数は4.2%増、東南アジア、太平洋線が好調

日本航空(JL)が発表した12月のJALグループの国際線旅客数は、前年4.2%増の62万8190人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は4.4%増であったのに対し、需要を示す有償旅客キロ(RPK)が9.9%増と供給を上回り、利用率は前年を3.8ポイント上回る74.8%となった。

方面別は、東南アジア線が旅客数13.8%増、利用率9.8ポイント増の78.0%と大幅に増加。また、太平洋線が旅客数9.4%増、利用率が1.5%増の75.9%増、欧州線が旅客数2.9%増、利用率が4.1ポイント増の75.9%増と好調だ。

一方、中国線はASK7.4%増に対し、旅客数が10.1%減、利用率が11.1ポイント減の54.4%減と低調。韓国線も旅客数8.9%減、利用率が5ポイント減の68.7%の推移となった。

なお、国内線の旅客数は0.6%減の230万7411人。ASKは2.9%減、RPKは1.5%減で、利用率は58.4%だった。

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