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エアアジア・ジャパン、シャークレット装備A320の運用開始へ

エアアジア・ジャパン(JW)の4機目となるシャークレット装備のA320が3月29日、成田国際空港に到着した。JWは4月26日から中部国際空港発着便で同機の運用を開始する予定だ。エアアジア・ジャパン社長兼CEOの小田切義憲氏は「客室の快適性や信頼性に加え、コスト低減にも貢献するシャークレット装備のA320を導入することで、中部地域のお客様が『ちょっと空まで』という気軽な気持ちで飛行機に乗ってもらえるようにしたい」と話す。

JWの機材はすべてA320新造機。全席エコノミークラスの180席で、CFM56エンジンを搭載している。今回導入されたシャークレット装備のA320は、従来のウイングチップ・フェンス(翼の先端部分)を長さ約2.4mのシャークレットに代替することで、燃費を約4%向上させ、航続距離も約100海里(約185gキロ)延長。さらにペイロード(搭載可能重量)も最大450kg増加させると見込まれている。また、空力性能が向上することで、排気量の削減にもつながると期待されている。