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クラブツーリズム、自治体にバリアフリー旅行のノウハウを販売

クラブツーリズムは、バリアフリー旅行を総合的にサポートする地方自治体向けの商品を設定し、2013年4月8日から販売を開始した。クラブツーリズムでは1995年からバリアフリー旅行を実施しており、そのノウハウをパッケージ化したもの。

エキスパートによるセミナーや専門スタッフの現地調査・分析、アドバイスを行なうほか、モニターツアーを実施して意見収集や地域のピーアールにつなげ、ユニバーサルツーリズムの受け皿となるまちづくりをトータルでサポートしていく。予定標準価格は200万円。

2012年の総務省統計局の調査で、全人口に占める65歳以上の割合は24%を超えた。クラブツーリズムは本格的な高齢化社会となった現在、高齢者や障がい者などの移動、介助、宿泊でのサポート体制の確立や、誰もが楽しめる旅行の環境整備が急務となっていると、需要を示唆する。

すでに観光庁が民間企業とのユニバーサルツーリズム推進事業を開始しているほか、クラブツーリズムも2012年に山梨県富士河口湖町の「誰もが楽しめる観光地づくり」事業をサポートした実績があり、その経験も今回のパッケージに活用した。今後も従来のノウハウを生かし、ユニバーサルツーリズム推進事業の一環として積極的に展開していく方針だ。