クルーズ人口、2012年は外航で16.1%増の12万人、歴代2位に

国土交通省が2013年4月25日に発表した「2012年の我が国のクルーズ等の動向について」によると、外航クルーズの乗客数が前年比16.1%増の12万300人となり、2000年の13万500人に次いで2番目に多い数値となった。このうち、日本船社運航の乗客数は19.1%増の1万9000人、外国船社運航の乗客数は15.6%増の10万1000人。また、国内クルーズも16.3%増の9万6400人と増加し、外航・国内クルーズを合わせた総乗客数は16.2%増の21万6700人となった。

クルーズの泊数では、5泊~7泊が全体の42.4%で昨年よりも11.3ポイント増加。対して、3泊~4泊が12.6%と6ポイント減、ワンナイトクルーズも19.5%と6.5ポイント減少しており、平均泊数が1泊増の9.3泊に増加した。

外航クルーズの海域シェアでは、アジアが36.8%と最も多く、前年よりも10.2ポイント増加。次いで北欧、バルト海が22.6%、地中海が14.2%と続く。目的別ではレジャーが96.5%でほとんどを占め、そのほかはセミナーが2.2%、交流が0.8%、団体旅行が0.4%、インセンティブは0.0%だった。

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