ネット接続時間、携帯増加、パソコン減少でネット利用の切り替え進む

博報堂DYメディアパートナーズ・メディア環境研究所が実施した「メディア定点調査2013」によると、携帯電話からのインターネット接続時間は50.6分(10.2分増)と大幅に増加した。パソコン経由のインターネット接続時間は72.8分(4.3分減)と減少しており、スマートフォンの所有率が12%増の45%と拡大するなか、インターネット利用の切り替えが進んでいることがうかがえる。

特に、携帯電話からのインターネット接続時間は、女性20代が119.9分(52.1分増)、女性30代が73.9分(28.6分増)と大幅に増加した。携帯電話を操作しながらテレビを見るという回答も48.6%あり、博報堂では携帯電話と既存メディアを組み合わせた情報体験の設計が重要になるとみている。

マス4媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)と、インターネット2媒体(パソコン、スマートフォン含む携帯電話)をあわせた1日のメディア接触時間は353.1分で、昨年とほぼ同数値。2010年以降、350分前後でほとんど変化がなく、博報堂では1日の生活時間の中でメディア接触時間が飽和状態にあるとしている。

同調査は2013年2月2日~2月14日、東京と大阪、愛知、高知の15歳~69歳の男女を対象に実施した。サンプル数は4地区合計2614。

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