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KLM、乗務員にiPad支給でサービス向上を目指す

KLMオランダ航空は、このほど5000人のパイロットやシニアパーサー、パーサーにiPadの支給を始めた。これは、顧客サービスの向上を狙った導入で、まず100人のパイロットとキャビンクルーがiPadを試験的に使用。その結果、iPadを使ったキャビンクルーは迅速で的確に旅客の要望に応え、パイロットは、スムーズな運航の補助的役割を果たしたという。

KLMオランダ航空、代表取締役社長のペーター・ハルトマン氏は、ツイッター上でこのサービスについて「最終的にiPadは機内に持ち込む全てのドキュメント(書類)に代わり、これは機内重量を減らすことととなり、燃料消費を抑えることにもつながる」とコメント。旅客へのサービス向上とコストを抑える手段として、今後も推進していく考えを明らかにしている。