百貨店売上、訪日客が倍増、高額品の活況も続く ー2013年6月

日本百貨店協会が発表した2013年6月の全国百貨店売上高概況によると、売上高総額は前年比7.2%増の5167億円超で、2ヶ月連続のプラスとなった。増加率7.2%は2012年3月の14.1%増以来の高い数値。全国的に好天に恵まれたことに加え、夏のセールを6月末に前倒しした店舗が多かったこと、休日が前年より1日多かったことが好影響の要因だ。

項目別では、高額品が好調で、宝飾品・高級時計(美術・宝飾・貴金属:16.3%増)は10ヶ月連続プラス、ラグジュアリーブランド(身の回り品:14.0%増)も8ヶ月連続プラスで推移。セールの前倒しで、夏物ファッション商材(衣料品:10.5%増)も2ケタ増となった。また、訪日外国人は年初から拡大基調にあるが、今月は円安や東南アジアの急伸で売上が105.9%増、客数が100.0%増と倍増した。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…