全日空、国際線旅客、北米好調もアジア方面の減少続く -2013年6月実績

全日空/ANA(NH)が発表した2013年6月のANA グループ実績によると、国際線の旅客数は前年比6.4%減の50万1710人となり、今年度に入り3ヶ月連続で前年実績を下回った。有効座席キロ(ASK)は同11.6%増となったものの、有償旅客キロ(RPK)はASKの伸び率より低い同6.8%増だった。利用率は74.8%で、4月の66.5%、5月の71.5%からは改善された。

方面別の旅客数では、北米が同21.1%増の11万9663人、
ヨーロッパが同1.3%増の5万2655人と好調だった一方で、中国路線を含むアジアでは同14.5%減の32万9392人と引き続き苦戦した。また、利用率は、北米80.6%、ヨーロッパ78.4%、アジア67.6%で推移した。一方、国内線の旅客数は同1.8%増の305万6237人と微増。ASKは同3.8%増だったものの、RPKの伸び率はそれを下回る1.1%増にとどまり、利用率は56.6%だった。


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