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沖縄ホテル売上1位はザ・テラスホテルズ -2012年度は回復傾向に

帝国データバンクによると、2012年度の沖縄県内のホテル売上高は、前年比1.9%増の565億6900万円となり、東日本大震災後の自粛ムードによる減少から回復基調となった。(対象は2013年3月期の売上高8億円以上の上位11社)損益では回答のあった8社のうち、黒字社数は4社(4億5800万円)、赤字社数は4社(2億3800万円)となっている。

企業別の売上高1位は、ザ・テラスホテルズ株式会社(2.8%増の211億80004万円)。2位は株式会社かりゆし(7.7%増の76億6600万円)、3位はエイチピーデイコーポレーション(ルネッサンスリゾートオキナワ)(1.4%減の74億円)と続く。上位3位で全売上高の64.1%を占めた。また、11社のうち、売り上げが前年を上回ったのは6社、減収は5社となった。

帝国データバンクでは2013年3月期について、観光客数の順調な推移が続く中、夏場は台風による航空便の影響がなければ増収が期待できるとする。ただし、売上伸び率や収益状況が企業によって異なることを指摘し、安定した売り上げや収益の確保には、引き続き改善に向けた取組みが必要だとしている。