シルバーウィークの過ごし方、3連休が主流で国内旅行が人気

楽天リサーチは、このほど2013年9月のシルバーウィーク(ハッピーマンデー)の過ごし方について調査を実施、結果を発表した。それによると、2013年9月の月曜日が休日となる9月14日~2013年9月23日の期間、カレンダー通りの3連休を取得する人は約半数で「自宅でゆっくり過ごす」傾向。また、旅行にでかけるのは「国内」という結果が明らかになった。


▼休暇日数は3連休が大多数

シルバーウィーク期間中の最大の連休取得数についての質問で1番多かった回答はカレンダー通りの「3連休」で50.6%。カレンダーの休暇数を超えて4連休以上で取得しているのは合計9.2%と全体の1割にも満たない結果となった。同社の調査では2013年のシルバーウィーク期間を大型連休とすることが一般的に難しく、暦どおりの休暇の人が多い傾向が明らかになった。


▼過ごし方は「自宅でゆっくり」、旅行は「国内」へ

取得予定の連休の過ごし方については「自宅でゆっくり過ごす」が53.5%、「普段出来なかった自宅の掃除等の家事」が22.3%と、自宅で過ごす予定が合わせて75.8%と大多数を占めた。また、「ショッピング」が13.3%、「国内旅行(1泊以上)」が10.5%、「国内旅行(日帰り)」が10.3%という結果から、外出で旅行に出かける先は国内が主流という傾向だった。

また、予定に対する予算については、例年と比べても大きな変動はなく、どの項目でも「変わらない」という回答が多かった。



▼国内の旅行先、人気は「関東」、目的は「グルメ」

シルバーウィークを国内旅行で過ごす回答者の行き先は、「関東」が30.5%、続いて「九州・沖縄」が17.1%、「中部」が14.6%、という結果に。旅の目的では、「グルメ」が35.4%、「名所・旧跡巡り」が32.9%が人気が高く、「温泉」31.7%、「ショッピング」26.8%と続いた。

なお、過ごし方を「旅行」とした回答者のうち、約9割が国内旅行、約1割が海外旅行という内訳になっており、これは休暇数が短いことが要因と考えられる。


この調査は、2013年8月27日から28日に同社に登録しているモニターの有職者で20代から60代の男女計500人を対象に行ったもの。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…