KNT、公式サイトをリニューアル、 ユーザー行動にあわせた商品表示と選びやすさ重視

より見やすくなった公式サイト

近畿日本ツーリスト(KNT)は、このほど公式サイト(http://www.knt.co.jp/)をリニューアルした。これは、利用しやすいサイト作りを目指し、ブランディングの向上、ウェブサイトから店舗への誘導して販売機会の増やすことを狙ったもの。今回のリニューアルを記念し、同社は期間限定のツアー販売を行うキャンペーンも展開している。

リニューアルでは検索窓の配置といった「見やすさ」を重視した。たとえば、トップページのファーストビューで「宿泊」「国内ツアー」「海外ツアー」のカテゴリーの検索窓を大きく配置。初めてサイトに来た人でも目的の情報にたどりつけるよう振り分けしやすくし、いずれかが選択されると検索窓が大きく下に広がり、詳細条件での絞り込みを可能にした。

また、利用者の環境や興味に応じた情報の提供にも力を入れる。新たに、個人の閲覧履歴に応じたお勧め商品を自動的に表示する機能を追加。過去に閲覧した商品の表示も併せて行い、予約画面へのスムーズな誘導に結び付ける。利用者による発地選択や、IPアドレスで発地ごとの切り替えも自動的に行い、各発地のニーズに合った売れ筋商品を掲載。今まで首都圏を中心に運用していた人気商品ランキングを、発地別・方面別に自動的に表示できるようにし、より幅広い顧客の層を取り込む。

新たに新設した「テーマ旅行」ページでは、高付加価値でテーマ性のある商品を中心に掲載。クルーズや世界遺産、紅葉めぐり、クリスマス市など折々の旬の旅行を掲載するほか、「こだわりと趣味の旅」の特集コーナーを設け、「ペットと泊まる宿」や「ひとり旅」、「世界のマラソン」などさまざまな切り口で、自社商品を紹介していく。



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