全日空、国際線旅客数が好転、北米・ハワイ好調、アジアの減少続く -2013年8月実績

ANA(NH)が発表した2013年8月のANA グループ実績によると、国際線の輸送実績は旅客数が前年比0.2%増の62万9752人となり、今年度に入ってはじめて前年を上回った。有効座席キロ(ASK)は同8.3%増の34億8204万4000座席キロ、有償旅客キロ(RPK)は同7.7%増の29億93万5000旅客キロとなり、利用率も83.3%と高い数字を残した。

方面別の旅客数では、北米/ホノルルが同12.9%増の13万1418人、
ヨーロッパが同0.8%増の5万7377人と好調だった一方で、中国路線を含むアジアでは同3.1%減の44万957人となり、引き続き前年を下回った。

また、利用率は、北米82.3%、ヨーロッパ83.1%、アジア84.4%といずれも80%を超える高い数字を記録した。一方、国内線の旅客数も同3.2%増の395万3806人と増加。RPKの伸び率(3.5%増)がASKの伸び率(2.8%増)を上回った結果、利用率は68.8%となり今年度で最高を記録した。

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