冬のボーナス、使いみちの上位は生活防衛、金額想定は昨年を下回る

株式会社クロス・マーケティングは、全国の20‐69歳の男女を対象に、「冬のボーナスに関する調査」を実施した。これはボーナスが支給される前にその見込みを調査したもので、その結果、今年の冬のボーナス金額の平均は昨年のボーナス金額よりも低く予想されており、使い途は「貯金」「生活費の補てん」など、生活防衛が上位となり、昨冬のボーナスの使い途と大きな違いはみられなかった。

今年度は、アベノミクスの効果などにより、株価も回復、中小企業の売り上げ見通しも改善傾向にあるとの見方が強い。しかし調査結果では、今年の冬のボーナス金額の平均は、昨年のボーナス金額よりも低く予想されており、全体の51%の人が「今冬のボーナスには期待していない」「どちらかといえば期待していない」と回答、今年の冬のボーナスへの期待は高くないことがわかった。 また、全ての世代・属性において、ボーナスの使い途上位は「貯金」と「生活費の補てん」など、生活防衛的な回答が多く、昨冬のボーナスの使い途と大きな違いはみられなかった。昨冬のボーナス支給額、今冬のボーナス予想金額ともに首都圏(1都3県)が1位であった。

この調査は、クロス・マーケティングアンケートモニターを対象にインターネットで全国の20~69歳の男女(自身または配偶者がフルタイム勤務)1200名から回答を得たもの。調査期間は2013年10月19日(土)~2013年10月21日(月)。




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