アメリカン航空とUSエアウェイズ、米司法省等と和解、12月に合併完了へ

アメリカン航空(AA)は2013年11月12日、親会社のAMRコーポレーションとUSエアウェイズの合併に反対する訴訟を起こした米司法省とアリゾナ、フロリダなどの6州およびコロンビア特別区と和解した。これにより、両社は合併に向けた最終段階に入り、2013年12月中に合併が完了する予定だ。

和解の条件として、両社はワシントン・レーガン・ナショナル空港の52のスロットペアやニューヨーク・ラガーディア空港の17のスロットペア、および両空港のゲートと関連施設の使用権を返上。これにより、両空港発着で計66便分が減少することになる。

また、ボストン・ローガン国際空港、シカゴ・オヘア空港、ダラス・ラブフィールド空港、ロサンゼルス空港、マイアミ国際空港でも各2つのゲートと関連施設の使用権も返上する。ただし、この条件を満たしても合併発表当初の予定通り、2015年から年間10億米ドルを超える相乗効果を得られるとしている。


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