ジェットスター・ジャパン、自社パイロットの機長昇格プログラムを開始

ジェットスター・ジャパン(GK)は、国土交通省から承認を受け、自社パイロットの機長昇格プログラムを開始した。従来、同社では副操縦士が機長に昇格できる制度がなかったが、今後は可能になる。今回新たにまとめた機長昇格プログラムは、通常の乗務に重きを置いたものとなっており、ジェットスター・ジャパンの副操縦として一定の乗務時間、乗務期間を経験し、定期訓練および定期審査の成績、その他社内審査を通過したものに受験機会が与えられる。

現在、候補者3名が10月末から第1回目の機長昇格プログラムを開始しており、年明け 2014 年2月以降には同社で養成された機長が誕生する予定。第2回目は既に4名が選出されており、訓練は11月末から開始される見込みだ。

また、今回の機長昇格プログラムの導入に合わせて、CAE社(本社:カナダ モントリオール)の韓国の訓練センターを使用する。これまでフルフライトシミュレーターを使用した訓練は主にマレーシアで実施していたが、今後は韓国で実施できることになったことから、渡航時間や渡航費の削減ができると同時に、訓練効率の向上を図ることが可能となる。


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