2014年の国内旅行、増税後も頻度や費用を変えない人は6割、「増やす」は3割

ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズが実施した2014年の国内旅行動向調査によると、国内旅行予定者の旅行回数や1回の宿泊数・旅行費用が「今年同様」との回答が半数以上を占めた。「今年より増やす」という回答も「減らす」より多く、特に20代男女と30代男性、50代女性、60代以上男性はいずれも「今年より増やす」が約3割となっている(下段に表)。

2014年4月の消費増税後に限っても「今年同様」が63.1%、「今年より増やす」が27.9%と同様の傾向だ。旅行時期も「増税前」の33.3%に対し、「増税後」も77.8%(複数回答)と一定数以上あり、増税後も国内旅行への強い需要が見て取れる結果となった。

年代別で「今年より増やす」の回答が多かったのは、20代男性(37.9%)、20代女性(31.1%)、60代以上男性(34.0%)。また、「今年より増やす」回答のうち、「倍以上増やす」としたのは40代女性(26.1%)、60代以上男性(22.9%)、20代男性(20.5%)となっており、特に20代と60代以上の男性の意欲が目立つ。

旅行目的は1位が温泉(42.5%)、2位が名所旧跡めぐり(21.5%)、3位がテーマパーク(7.7%)。温泉は60代以上男性(53.4%)と50代男性(52.4%)の支持が高かった。

同調査は2013年5月20日~21日、1都3県在住の20代から60代以上の男女合計1000名を対象に実施した。


【消費増税後の旅行予算の意向】

プレスリリースより

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