オーストラリア政府観光局、ワーキングホリデーのアピールで年間1万人目指す

オーストラリア政府観光局(以下「TA」)は、オーストラリアのワーキングホリデー制度に対するより一層の認知向上を目的に、TAサイト内に特設ページを開設した。これを記念し、2013年12月9日より「オーストラリアdeワーキングホリデー」キャンペーンを実施し、オーストラリアのワーキングホリデー制度の魅力を紹介する。

「オーストラリアdeワーキングホリデー」キャンペーンは、(株)エスティーエートラベル協力のもと、往復航空券や話題のレンズカメラをはじめとするワーキングホリデー生活を応援するプレゼントが当たるキャンペーン。TAの公式Facebookより2014年2月中旬まで応募が可能だ。TA公式サイト内に設置されたオーストラリアのワーキングホリデー制度を紹介する特設ページでは、オーストラリアが渡航先として選ばれる理由を解説するほか、体験者のインタビューや、渡航までの準備などの情報を紹介している。

オーストラリアのワーキングホリデービザを取得する日本人は年間約8,000人。渡航先としてオーストラリアが選ばれる要素として、多民族・多文化国家であること、親しみやすいオージー気質の国民性、自然が豊かで暮らしやすい環境などがあげられる。また、ワーキングホリデーとして渡航する際、比較的高水準の最低時給、労働条件付きで最長2年までの滞在が可能である(Second Working Holiday visaのシステムを利用した場合)ことが大きなメリットだ。

オーストラリア政府観光局は、こうした背景を踏まえ、ワーキングホリデー制度の利用を具体的に考えている若者だけでなく、海外での生活やキャリア育成を検討している潜在層に対しても、渡航先としてのオーストラリアの魅力を訴え、日本からワーキングホリデーを利用した渡航者数を年間1万人まで引き上げることを目指す。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…