ルフトハンザ ドイツ航空（LH、以下「ルフトハンザ」）は、2013年に自社史上最高の定時運航率を記録したと発表した。この記録は、フランクフルト、ミュンヘンの両ハブ空港を出発する全フライトのうち、85%以上が予定時刻から15分以内に離陸したことによるものだ。
同社によると、定時運航率の正確性を計測する上で、15分という範囲は航空業界のスタンダードとなっている。また、同社の乗継ぎと手荷物サービスの信頼性が向上しているといい、乗継ぎ便に乗れなかったり、当初予定通りに目的地で手荷物を受け取ることができなかったりした搭乗者の割合は1%強だったという。
今回の記録について、ルフトハンザドイツ航空は、2011年に開設されたフランクフルト空港の北西滑走路の運用が良い影響をもたらしていると分析。また、ヨーロッパ航空協会（AEA）が発表した昨年1〜11月の調査結果を踏まえると、両空港の年間成績は欧州の空港の中でトップレベルに位置するものと評価している。
なお、同社グループのLCCジャーマンウイングスも、昨年12月の定時運航率は90%超を記録しているという。
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