旅行好きの年末年始、海外旅行は減少、国内が人気 -4トラベル会員調査

フォートラベルは、同社サイト会員を対象に実施した「2013年-2014年・年末年始の旅行動向調査」を発表した。同年の年末年始は休暇の取りやすい日並びのため、各種需要予測で国内旅行、海外旅行ともに過去最高の人数が期待されていたが、同調査の結果では海外旅行は減少。特に遠距離方面の影響が目立ち、旅行好きの年末年始は需要予測と異なる動きとなったようだ。

平均の連続休暇日数は、昨年より0.4日増の8.4日。日数別では9日が47.8%と突出して多かった。しかし、休暇の過ごし方では「自宅中心」が37.8%と最も多く、昨年よりも1ポイント増加。海外旅行は2.9ポイント減の18.0%に停滞し、国内旅行が1.6ポイント増の16.4%となった。

海外旅行を方面別で見ると、1位はアジア(58.5%)で3.4ポイント増加。遠距離は北米(7.9%)が2.6ポイント増えたものの、ヨーロッパ(19.6%、2.6ポイント減)、オセアニア・ミクロネシア(8.2%、0.5ポイント減)、中南米(2.3%、0.6ポイント減)と減少した。

人気の旅行先はタイ、台湾、韓国の順で、タイは不安定な情勢による影響は感じられなかったという。また、韓国は一部の旅行会社から領土問題の影響が残っているとの声が聞かれるものの、同調査では前年から回復して3位に浮上しており、旅行先からも旅行好きの旅行意向の違いが見られた。

同調査は2013年12月26日~2014年1月6日の12日間について、フォートラベルの会員を対象に実施。有効回答数は1973件。

フォートラベルのプレスリリースより

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…