「子どもに留学をさせたい」親は約3割、低年齢児童の親ほど語学学習の意欲高く

クロス・マーケティングが実施した「グローバル化と英語に関する実態調査」で、子どもへの英語教育で「留学させたい」との回答は全体の29.9%と約3割に達した。子どもの属性別でみると、高校生(40.6%)が最も高いが、2番目は幼稚園・保育園(3~6歳)(35.5%)が多い。

留学を含め「語学学習をさせたい」との回答は66.0%で、子どもの属性別では、幼稚園・保育園(74.2%)、小学生(71.4%)が7割を超えた。このことから、子どもの年齢が低いほど語学学習をさせたいと思う親が多く、幼児期に留学などの海外渡航を考える割合も多いことが判明した。

また、学生や会社勤務者のグローバルで働くことに対する意欲については、「海外で働きたい」、「海外とのかかわりの強い仕事をしたい」は31.2%。学生・女性が44.6%、学生・男性が39.3%と学生の意欲が最も高く、年齢が下がるほど低下する傾向となった。

「現在、将来を考えたとき、あなたにとって英語力が必要か」との問いでも、学生の70%が「必要」としたのに対し、年代が上がるにつれて低下。現在の英語力については、全体の72%が「単語を羅列させる程度」「英語は話せない」としたのに対し、学生は女性は56.7%、男性は41.3%に留まった。

同調査は2013年11月26日~27日まで、20~49歳の男女を対象に実施。有効回収数は1200サンプルで、内訳は学生、20代、30代、40代の男女各150サンプル。


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