JTBと大田区、産業観光ツアーで商品化に向けた社会実験、第1弾から進化形で

株式会社ジェイティービーは、大田区と協力して「大田区産業観光モニターツアー」を実施している。このツアーは、「町工場」等の産業資源を観光資源として活用することを目的とするもの。旅行会社による2014年度以降の商品化に向けた社会実験として、JTBと大田区が協力し2013年度内に3回モニターツアーを実施する。

実施するモニターツアーは全3回。そのうち、第1弾のツアーは2013年12月14 日に好評のうちに終了しており、第2弾は2014 年3月6日(木)、第3弾は3月22日(土) に実施する予定だ。第2弾は2月7(金)、第3弾は2月27日(木)からそれぞれ発売する。

第1弾のツアーでは、町工場や銭湯などの文化や歴史をテーマにした見学・体験。今回販売される第2弾では、ものづくり/流通/廃棄/リサイクル、と連鎖する産業にスポットを当て、同区の臨海部に位置する「廃情報機器類リサイクル工場」や「大規模最新物流基地」、羽田空港敷地内の「国際航空貨物ターミナル」などの施設を見学・体験する。

第3弾は春休みの期間に親子で参加できる内容として、大田市場や羽田空港インフォメーションセンター、ものづくりの町おおたを象徴する特色ある町工場を見学。料金は、第2弾が大人・子供共通で2,000円、第3弾は大人2,000円と子供1,000円。ツアーを案内するガイドは、一般社団法人大田観光協会協力のもと、「大田・品川まちめぐりガイドの会」が担当する。

大田区とJTBでは、この事業を検証し、産業観光ツアーの仕組みづくりのノウハウを築くことにより、今後も継続的にツアーを実施して行く事を目指すという。

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