消費増税前の駆け込み購入意向、旅行関連は横ばい、日用品が高傾向に

ロイヤリティ・マーケティングは「第3回Ponta消費意識調査2014年2月」で、「消費税率引き上げを踏まえて購入・消費したい分野」は「特にない」との回答が34.5%と前回より9.1ポイント減少したことを受け、消費増税を目前に何らかの商品・サービスの購入意欲が高まっているとの見方を示した。

増税を踏まえて購入・消費したい分野の1位は「食関連」(26.1%)で、昨年10月の調査以来、初めて「住宅関連」と順位が入れ替わった。耐久消費財から「食」をはじめとする生活に身近な商品への消費意識が高まっていると指摘する。旅行を含む「余暇活動関連」は5.5%で、9項目中上から7番目。回答者の割合は過去2回の調査からあまり変わらないが、順位は「健康・美容関連」(6.6%)に抜かれた。

なお、「いま購入・消費したい商品・サービス」では、「旅行(宿泊を伴うもの)」は50.8%。過去2回の調査と同様に、食品に次いで2位を維持した。ただし回答割合は2ポイント低下となった。

調査は2014年2月13日~16日まで、Pontaリサーチ会員を対象に実施。回答数は3007人。


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