クルマ購入では「伝統的な広告」が優位、SNSなど消費者主導型コンテンツは影響力低く

カンター・ジャパンが新車購入を検討する消費者の行動を調査したところ、テレビや新聞広告などの伝統的な広告手法を信頼する情報源とする人の割合は約59%だった。一方、ブログやSNSのレビューなど、消費者主導型のオンラインコンテンツを信頼できる情報源としたのは7%程度。自動車ディーラーを信頼する情報源としたのは38%だ。

同調査はアメリカで実施したものだが、インターネットに親しむアメリカ人でも、車を購入する際には消費者主導型のコンテンツ情報に対する信頼は薄いようだ。ただし、カンター・ジャパンでは、「このことが、デジタルマーケティングの施策は効かない、企業は施策をしなくてもいいという結論を導くわけではない」と説明。自動車メーカーのデジタルキャンペーンの成功例も見られるという。

同調査は2013年7月~10月まで、4~6カ月以内に新車購入を検討している人約1000名を対象にアメリカで実施した。

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