成田、2014年夏期の発着回数は過去最高に、国内線が大幅増

成田国際空港は、2014年夏ダイヤの定期航空会社別スケジュール発着回数を取りまとめた。それによると、週間発着回数は、2013年冬ダイヤよりも78回増加、2013年夏ダイヤと比べても74回多い総計4218回で過去最高を更新する見込みだ。国際線では、2013年冬ダイヤ比で2回増、2013年夏ダイヤ比で12回増。国内線は、2013年冬ダイヤ比で76回増、2013年夏ダイヤ比で62回増と大幅に拡大する。

2014年夏ダイヤの国際旅客便では、2013年冬ダイヤとの比較において、羽田空港の国際線増枠の影響でANA(NH)とJAL(JL)の旅客便が126回減る。一方、セブパシフィック航空(5J)がマニラ線に新規就航するほか、NHがデュッセルドルフ線、アリタリア-イタリア航空(AZ)がヴェネツィア線を新規開設。また、JLがニューヨーク線を週14便、ユナイテッド航空(UA)がヒューストン線を週14便にそれぞれ増便することにより、発着回数は166回増えることになる。

国内線では、バニラエア(JW)の新規就航、ジェットスター・ジャパン(GK)の高松線就航や札幌線増便などにより174回増加する一方、JLが札幌線、名古屋線、福岡線で減便することにより98回減少する。

2014年夏ダイヤでは、新たにJWと5Jが乗り入れる一方で、ウラジオストック航空(XF)、エジプト航空(MS)、TAMブラジル航空(JJ)、エバーグリーン航空が撤退。乗り入れ航空会社数は82社となり歴代3位の数となる。また、就航都市は、海外100都市、国内15都市の合計115都市となり、これまでで2番目に多い数になる。

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