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エミレーツ航空、ドバイ空港の改修で減便、全就航地への運航は継続

エミレーツ航空(EK)はドバイ国際空港の滑走路改修工事中も、すべての就航地に運航することを発表した。ドバイ国際空港の工事期間は、2014年5月1日~7月20日までの80日間。滑走路改修では再舗装や拡張作業のため、滑走路を順次閉鎖することになっている。

そのため、エミレーツ航空では全80か国142都市の就航路線のうち、41都市へのフライトで減便やスケジュールの一部を変更。5月は20機、6月は22機、7月に22期の航空機を運航から外すことになる。ただし、これらの変更はすでに計画されており、予約済みの旅客への影響はない。また、運航を外す航空機については、これを機会に機体メンテナンスと機内改修を実施する。

なお、エミレーツ航空では今回の運航スケジュールの変更で、収益への影響は10億UAEディルハム程度を見込む。また、旅客便はドバイ国際空港での運航を継続するが、貨物便は5月1日からドバイ・ワールド・セントラルのアル・マクトゥーム国際空港に移転する。