KNT-CT、2014年3月の総取扱額は7.5%増、海外旅行は3.9%増に

KNT-CTホールディングスの2014年3月の総取扱額は、前年比7.5%増の439億269万円で、前年を大きく上回った。前年は海外旅行が17.2%減と大きく落ちこんだが、今年は3.9%増の152億4794万円とプラス推移を達成。国内旅行は前年の0.3%増の微増に対し、10.5%増の269億5355万円と2ケタ増となった。ただし、訪日旅行は前年が複数のチャーター企画で4.5%増と伸びた反動もあり、14.1%減の9億1591万円と落ち込んだ。

海外旅行のうち、一般団体の11.6%減を学生団体の12.8%増がカバーし、団体旅行全体で0.1%増の36億7518万円と前年並みを維持。近畿日本ツーリストでは一般団体で、昨年の大型コンベンションやSITツアーの反動があったという。

海外企画旅行は全体で5.0%増の77億1267万円と前年を上回ったが、ホリデイは低価格商品を縮小した影響で人数、取扱額とも前年を下回り、14.2%減と減少が続く。ただし、クラブツーリズムが31.0%増の50億41970万円と伸び、他社企画も30.5%増の7295万円と動いた。クラブツーリズムの海外旅行は、カンボジアなどのチャーター商品と飛鳥Ⅱのチャータークルーズが好調だった。

国内旅行は、一般団体が3.4%増、学生団体が18.3%増で団体旅行合計でも8.5%増の53億4591万円と好調。国内企画旅行は9.1%増の165億8893万円と大きく伸び、メイトも4.8%増の81億8427万円と前年を上回った。クラブツーリズムもバス旅行が桜商品などを筆頭に18.7%増、バス旅行除く国内旅行は10.6%増、テーマ旅行は12.3%増といずれも2ケタ増で、クラブツーリズム国内全体で13.7%増の84億467万円。また、国内は個人旅行も17.9%増の50億1870万円と大幅に増加した。

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