コロプラとリクルート、位置情報データ活用の観光動態調査レポートを販売

コロプラとリクルートライフスタイルは、コロプラとKDDIが実施した「観光動態調査レポート」で販売委託契約を締結した。観光動態調査レポートは位置情報ビッグデータを活用した観光動態分析の実証実験に基づいたもので、2013年10月から両社が定める事業者を通して、地方自治体や観光協会に提供している。

この観光動態調査レポートに合わせ、リクルートライフスタイルでは、じゃらんnetやじゃらんリサーチセンターが保有する観光に関するデータとノウハウを生かして提供していく方針。これにより、地方自治体や観光協会などが位置情報データを活用した来訪者の分析を行なうことができ、地域の観光振興に向けた取り組みに役立てることができるとしている。

今回初めて、飛騨市に観光誘客まちづくり・地域活性化事業策定を目的にレポートを販売。飛騨市では、既存の調査手法での限界を感じる中で、今後の観光戦略の構築を目的に採用した。調査結果では高山市などの近隣地域や市内各エリア同士の周遊関係、滞在時間などの実態が浮き彫りとなった。また、じゃらんリサーチセンターの観光資源調査分析と組み合わせ、有効なレポートとなったという。

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