拡張現実(AR)の世界的イベント、東京開催でウェアブルデバイスの活用事例など発表

2014年7月8日、東京で2回目となる拡張現実(AR:Augmented Reality)のカンファレンス「InsideAR Tokyo」が行われる。ドイツのメタイオ社が実施するもので、ドイツ・ミュンヘンでは「InsideAR」として今年で8回目。今年は、初となる中国を含め3都市での開催となる。3都市で展開する理由について、主催者は「世界最大のネットユーザ数とスマートフォンユーザ数を有する中国と、より高い技術を求めて拡大する市場を抱える日本でのInsideARイベント開催の決定は必然のこと」としている。

今年のカンファレンスのメインとなるのは、最新の3D光学技術やARアプリケーションを含む、ウェアラブルARグラスなどのテクノロジー。会場では、ARの普及拡大に積極的に取り組んでいるブランドや企業の最新情報が提供される。東京のイベントテーマは、「The Utilization of AR Technology On Wearable Devices(ウェアラブルデバイスにおけるAR技術の活用)」で、事業計画、マーケティング、保守管理の事例などが発表されるという。

なお、2013年のミュンヘン「InsideAR 2013」では来場者数800人超、講演は45、出展企業数が400社以上の規模感。昨年の出展企業はイケア、アウディ、インテル、SAP、マクドナルド、三菱電機などのグローバル企業が名を連ねた。

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