JTB中部、観光庁から厳重注意書、グループ全体で再発防止へ

JTB中部は2014年6月6日、観光庁から旅行業務の適正な運営の確保に万全を期すよう、厳重注意書の交付による通達を受けた。多治見支店でのバス手配ミス及び元社員による偽計業務妨害事件を受けたもの。

同日、JTB中部およびジェイティービー(JTB)はそれぞれ、社長名による「お詫びとご報告」と題した文章を発表し、ホームページ上に公開した。事件と観光庁の厳重注意を極めて重く受け止め、信頼回復に向けて再発防止に取り組む意思を表明。

組織として十分な管理ができていなかったこと、内部統制活動が社員一人一人に浸透していなかったとし、JTB中部だけの問題ではなくJTBグループ全体の問題として、ルールの再徹底と社員教育・管理体制の強化に努めるとしている。

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