エイビーロード海外旅行調査、2013年は超リピーター層の渡航の割合が増加

エイビーロード・リサーチ・センターはm「エイビーロード海外旅行調査2014」を発表した。結果によると、2013年に渡航した割合は15.4%となり、前年の17.4%から2ポイント低下した(スクリーニング調査)。渡航目的はレジャーの割合が84.9%とほぼ前年と同じだが、2011年の84.3%からわずかではあるが上昇傾向にある。

海外旅行経験では、ライト層(1~3回)は16.6%と変わらないが、ミドル層(4~9回)が25.9%と2.1ポイント縮小。代わりにヘビー層(10回以上)が57.4%となっており、海外旅行の“超リピーター層”の割合が拡大している。

エイビーロード、プレスリリースよりエイビーロード、プレスリリースより

また、2014年の海外旅行については「行った/行きたい」が82.3%で前年よりも1.3ポイント低下。海外旅行意欲は震災前のレベルに戻ったものの、2012年の84.0%から減少傾向にある。一方、「今年海外旅行に行く気はない」は17.7%に上がっており、2012年の16.0%から徐々に上がっている。海外旅行市場では、レジャー目的のヘビーリピーター層が数を稼いでいる傾向が顕著になっている。

同調査は、2013年に海外旅行に出かけた関東、関西、東海地域の18歳以上の男女を本調査の対象とし、スクリーニング調査も実施。調査時期は2014年3月でスクリーニング調査では5万9811件を回収、本調査の調査集計数は4936人。


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