旅行の購入意欲はわずかながら増加、消費増税直後の4月に比べ2.2ポイント改善

ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ・マーケティングの「第5回Ponta消費意識調査 2014年6月」で、消費増税を実感するとの回答が84.7%となり、4月の調査時(72.0%)よりも10ポイント以上増加した。特に「非常に実感している」が39.9%と11.7ポイントも増えており、増税当初よりも強く意識されているようだ。

「いま購入・消費したい商品・サービス」では、「旅行(宿泊を伴うもの)」は49.3%で前回同様2番目に多かった。4月調査時よりも2.2ポイント改善したものの、増税前の2月調査の50.8%までには届かなかった。

なお、夏のボーナスについては「支給されない・わからない」が前回の13年冬のボーナス調査時よりも6.0ポイント減少しており、今夏はボーナスが支給される傾向がうかがえる。使い道は「貯金・預金」(34.5%)以外では、「旅行(宿泊を伴うもの)」が11.2%で最も多く、「衣服」(5.1%)、外食(4.2%)と続く。ただし、ほとんどの項目でわずかに昨冬ボーナス時の意向を下回る結果となった。

なお、「節約したい」と考える人は58.3%となり、4月の50.2%から増加。消費者の節約志向が強まっている状況にある。

調査は2014年6月6日~6月9日まで、Pontaリサーチ会員を対象に実施。回答数は3000人。

(トラベルボイス編集部)

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